SOPRAN¶
SOPRAN(Satellite Observation Package for Retrieval, Analysis, and Navigation)は、 月周辺の衛星観測データを取得・保存・解析・可視化するPythonパッケージです。 KAGUYA/SELENE、ARTEMIS、Lunar Prospector、OMNIの観測値と、月面の地形・磁場・日照マップを同じ書き方で扱えます。
import sopran as spn
spn.config.use(store="/path/to/sopran_data") # データの保存先
time = spn.day("2008-02-01")
spn.kaguya.esa1.energy_flux.plot(time) # 取得・校正・作図までを1行で
flux = spn.kaguya.esa1.energy_flux.load(time) # 解析用の配列として読む
spn.kaguya.esa1.energy_fluxは「KAGUYAのPACE ESA1が測った電子のエネルギーフラックス」を指します。
ミッション、機器、物理量の順に属性をたどると、データの意味と構造が分かるように名前を付けています。
読み込んだ値には単位・座標系・時間とエネルギーのビン・出典ファイルが付いており、
図の軸やカラーバーにもそのまま表示されます。
開発段階
SOPRANは開発初期(Pre-Alpha)です。公開APIは変わることがあります。 実装済みの範囲はデータ一覧の対応表で確認できます。
読み方¶
初めて使う場合は「はじめる」の4ページを順に読んでください。データの取得から、 解析条件を残した図の保存までを一通り試せます。それ以降のページは、必要になったときに引く参照用です。
| 知りたいこと | 読むページ |
|---|---|
| 入れて動かしたい | インストール → 最初の図を描く |
| どんなデータがあり、単位や注意点は何か | データ一覧と各ミッションのページ |
| 読み込んだ配列を切り出す・集約する・表に変換する | 読み込んだ配列を扱う |
| 複数の機器を時間軸をそろえて並べる | 可視化 |
| 同じ期間・領域で何度も解析する、条件を残す | 期間・領域・解析条件 |
| データの保存先、オフライン利用 | 設定、Storeにデータを保存する |
| 機械学習や統計のために時刻をそろえる | 時刻をそろえる |
| 長期間を日別に処理してParquetに保存する | バッチ処理 |
| 関数の引数や型 | Python API、用語集 |
| 電子反射法(ER)や波動候補の試作API | 試作API |
| SOPRANの開発に加わる | 設計方針、開発環境と検証 |
対象データ¶
| 入口 | 主なデータ | 詳細 |
|---|---|---|
spn.kaguya |
PACE(電子・イオン)、LMAG(磁場)、LRS(電波・プラズマ波動)、軌道幾何 | KAGUYA |
spn.artemis |
P1/P2のFGM磁場、ESAのイオン・電子のフラックスとモーメント | ARTEMIS |
spn.lunar_prospector |
MAG(磁場・位置)、ER(全方向・3次元の電子フラックス) | Lunar Prospector |
spn.omni |
太陽風・地磁気指数の1時間値と、1分・5分値(HRO・HRO2) | OMNI |
spn.moon |
DEM、表面磁場(SVM)、太陽天頂角、影、磁気異常カタログ | 月面マップ |
質問と不具合の報告¶
使い方の疑問、ドキュメントの誤り、不具合は
GitHub Issuesへ送ってください。
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