試作API¶
sopran.experimentalは、研究中のモデルや解析手順のうち、別のデータでも試せる程度に整理したものを置く名前空間です。
通常の機器APIと違い、名前・既定値・保存形式は予告なく変わったり削除されたりします。結果の物理的な正しさも保証しません。
python -m pip install -e ".[kaguya,viz,experimental]"
import sopranだけでは試作を読み込みません。使うモジュールを明示してimportします。
一覧¶
| 対象 | モジュール | ページ |
|---|---|---|
| 電子反射法(ER)の推定モデル | sopran.experimental.electron_reflection |
電子反射法、ERモデルの定義 |
| KAGUYAのER入力の準備と推定の呼び出し | sopran.experimental.kaguya.er.KaguyaErInstrument |
電子反射法 |
| ER入力の部品(16秒窓、ペア分布、SVM3Dによる接続判定) | sopran.experimental.kaguya.er_windows、electron_reflection.maps、moon.connection |
ER全期間バッチ |
| ERの全期間バッチ(日別シャード、Slurm) | python -m sopran.experimental.kaguya.er_batch |
ER全期間バッチ |
| Tsunakawa SVM3Dの殻格子と磁力線追跡 | sopran.experimental.moon.svm3d |
— |
| 波動候補の検出・リッジ追跡・クラスタリング | sopran.experimental.waves |
波動候補の抽出 |
| KAGUYA WFCの検出プリセットと品質マスク | sopran.experimental.kaguya.waves |
波動候補の抽出 |
| dHT座標系へ移したピッチ角分布 | sopran.experimental.kaguya.dht |
dHT座標系 |
| 衛星電位の代理量、PACE低レベル表 | sopran.experimental.kaguya.spacecraft_potential、kaguya.pace_lowlevel |
衛星電位の代理量 |
| 比較用のmirror transmission推定器 | sopran.experimental.electron_reflection.mirror_transmission |
ERモデルの定義 |
| テスト粒子軌道、閉じた磁力線の島、磁場残差、環境応答の回帰 | sopran.experimental.moon.test_particle、moon.closure、kaguya.field_residual、statistics.ridge |
磁場モデルと軌道 |
通常APIとの境界¶
PACE・LMAG・LRSの取得、校正、元の観測ビン、座標変換、Store、PlotStack、月面マップは通常の入口に残します。
ERの推定結果は機器の観測量ではないため、spn.kaguya.erのような入口は作りません。ERの型や関数をspnの直下にも出しません。
依存の向きは試作から通常APIへの一方向です。通常APIは試作をimportせず、この境界はテスト
(tests/test_experimental_boundary.py)で確かめています。試作の結果をStoreに保存するときは、
experimental.で始まるデータセットIDを使い、通常のプロダクトと混ぜません。
以前sopran.analysis.electron_reflection、sopran.analysis.waves、sopran.missions.kaguya.er*、
sopran.bodies.moon.svm3dにあった試作は上の場所へ移しました。古い名前の別名は残していません。
正式化・継続・廃止の判断¶
各試作の目的、未確定の点、正式なAPIへ移す条件、最後に確認した日付は、ソースの
src/sopran/experimental/README.mdで管理しています。リリースの前に棚卸しし、正式化するものは
型・単位・出典・回帰テスト・検証の範囲をそろえて通常APIへ移します。
特定の期間を対象にした計算、比較の図、結果の考察、文献調査は、公開ドキュメントではなく各研究の作業ディレクトリ
(working/)に記録します。このセクションは試作APIの使い方と限界だけを扱います。