データ一覧¶
SOPRANで扱えるデータ源と、それぞれで実装済みの機能をまとめます。 各ページには、変数の次元・単位・座標系、取得元、校正と品質の扱い、既知の制約を書いています。
対応状況¶
| データ源 | 入口 | 自動取得 | 読み込み | 校正・派生量 | キャッシュ | Pipeline |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KAGUYA PACE | spn.kaguya.esa1など |
○ DARTS | ○ | エネルギーフラックス、ピッチ角スペクトル | ○ | ○ |
| KAGUYA LMAG・軌道 | spn.kaguya.lmag、spn.kaguya.orbit |
○ DARTS | ○ | 軌道幾何、太陽天頂角、磁力線の接続 | ○ | — |
| KAGUYA LRS | spn.kaguya.lrs |
○ DARTS | ○ | 電場強度、パワースペクトル密度 | ○ | — |
| ARTEMIS | spn.artemis |
○ SPDF | ○ | — | 元ファイルのみ | — |
| Lunar Prospector | spn.lunar_prospector |
○ PDS PPI | ○ | — | 元ファイルのみ | — |
| OMNI | spn.omni |
○ SPDF | ○ | 観測時刻への対応付け | 元ファイルのみ | — |
| 月面マップ | spn.moon |
DEMのみ | ○ | 太陽天頂角、日照、影 | — | — |
| 磁気異常カタログ | spn.moon.magnetic_anomalies() |
不要(同梱) | ○ | — | — | — |
「自動取得」は、download="missing"(既定)のときに足りない元ファイルを取得してStoreのraw/へ置くことを指します。
「キャッシュ」は、計算結果をcache="use"でStoreに残せることを指します(Storeにデータを保存する)。
研究用の試作(電子反射法、波動候補の抽出)は通常の入口から分けて、試作APIにまとめています。
共通の引数¶
時系列のエンドポイントは、次の引数を共通に受け取ります。
| 引数 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
time |
TimeRange |
期間。ViewやCaseから呼ぶときは省略できる |
download |
"missing"、"never"、"always" |
元ファイルの取得方針(設定) |
missing |
"empty"、"warn"、"error" |
元ファイルが無いときに、空の結果を返す・警告して返す・例外にする |
cache |
"use"、"refresh"、"never" |
計算結果の再利用(派生量のみ) |
missingはKAGUYAのエンドポイントが受け取り、既定は"empty"です。元ファイルが欠けても例外にならないため、
長期間を処理するときは欠測を見落とさないようmissing="warn"か"error"を明示してください。
欠測とゼロ¶
SOPRANは、未取得・未観測・欠損値(fill value)・観測されたゼロを区別して返します。
欠損値は各データの仕様(PACEの65535、LRSのCDFのpad値、OMNIの変数別fill値など)に従ってNaNに変え、
観測されたゼロ計数はゼロのまま残します。データごとの規則は各ページにあります。